東京都豊島区池袋3-30-8みらい館大明 info@yusho-support.com 090-9321-8607(伊勢)

カネミ油症とは?

1968年(昭和43年)、カネミ倉庫社製の米ぬか油に混入していたPCB・ダイオキシン類を摂取した方々が甚大な食中毒被害に遭われました。自覚症状があっても被害者として認定されないケースが多く、また、直接的には油を食べていない子や孫(2世・3世)にも被害が及んでいると考えられていますが、ほとんど補償されていません。 事件発生から50年以上の歳月が流れましたが、カネミ油症はいまだに終わっていないのです。


いま何が問題か

未認定問題、進まない三者協議、脆弱な補償体制、次世代被害問題


YSCについて

カネミ油症被害者支援センター(Yusho Support Center; YSC)は2002年6月に設立しました。


入会・寄付・参加

YSCの運営は、主に会費と寄付によって、まかなわれています。


お知らせ

  • 11/29第9回高砂集会を開催
    2025年11月29日(土)13:30-16:00、第9回高砂集会「救済され… Read More
  • 第9回高砂集会声明
    2025年11月29日(土)、第9回高砂集会「救済されないカネミ油症の被害が… Read More
  • 11/29(土)第9回高砂集会ご案内
    1968年、西日本一帯で発生したカネミ油症事件。健康被害はいまも続き、被害者の多くが高齢を迎えています。原因となったPCBを製造した株式会社カネカは、いまだに被害者と直接向き合おうとせず、企業沿革からPCB「カネクロール400」の製造を抹消しました。被害を忘れ去ろうとする姿勢に、私たちは強い危機感を抱いています。カネカが掲げる「世界を健康にする」という言葉が真実であるなら、まず油症被害者の健康回復と誠実な対話こそが出発点であるはずです。
  • 油症制度の日本と台湾の比較が新聞記事に
    2025年10月10日、1968年にカネミ油症事件が発覚してから、57年が立ちました。 日本の油症被害者は患者として認定されないと補償されませんが、同様の油症事件が発生した台湾では、登録制度によって被害者救済が進められてきました。 この油症制度の違いにフォーカスした記事が『長崎新聞』に掲載されました。
  • 五島市カネミ油症被害資料展示コーナーがYouTubeで紹介
    五島市福江島にある「五島市カネミ油症被害資料展示コーナー」を紹介するYouTube動画が公開されました。公害資料館ネットワークが、全国各地の公害資料館を紹介する動画を制作・公開している「公害資料館バザール」の作品の1つです。
  • ブックレット「カネミ油症問題のいま」発行
    YSCでは、1968年に発生したカネミ油症事件を知らない世代であっても、これを読めばカネミ油症をめぐる今日の問題がわかるという入門編として、ブックレット「15分でわかる カネミ油症問題のいま―世代を超える化学物質被害のこれまでとこれから」を作成・発行しました。 ネット上であれば、ブックレットの全ページを閲覧できます。